1 愛の日になったのは
 なぜこの日が「愛」に関係する祭りの日となったのでしょう?これは、古代ローマで行われていた春の祭典と関係があります。
 2月14日はもともと、古代ローマで行われていた春の祭典「ルペルカリア」の前日で、この日には多産安産のまじないに若者が女性をヤギのひもで打ちながら走り回ったり、くじ引きで男女のカップルをつくったり(そのカップルは1年付き合わなければならない)ということが行われていました。その春の祭典が、西暦469年(すでにキリスト教がヨーロッパに広がっていました)、異教的な祭日をキリスト教の祭日に置き換えようとするキリスト教会によって、2月14日に殉教した聖バレンタインを守護聖人とする、キリスト教の行事に組み込まれたのです。ローマ法王はくじ引きスタイルだけは残し、女性の名前の代わりに聖人の名前を引かせて、1年間その聖人にならった生き方をするようにと勧めたのです。

 ちなみに、このような「キリスト教が土着宗教の祭日を自分たちのものとして再定義する」ことはしばしば行われています。キリスト教最大の祭り「クリスマス」も、聖書にあるキリスト生誕時の星の描写からは本来5月頃らしいのですが、ローマの冬至の祭りと置き換える形で現在の日付になったようです。
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