2 韓国の正月

 韓国の西暦1月1日は、「年が変わる」だけの普通の祝日(「新正」)で、2日からは普通に学校や仕事があります(日本の「勤労感謝の日」の翌日もそうですよね)。ただ、大晦日は除夜の鐘(日本と違い33回)を聞いて、そのまま1日に初日の出を見に行く人が多いのです。
 日本のような「祭り」としての新年は、旧暦(太陰太陽暦)の正月で、韓国では「ソルラル」と言います。西暦の2月上旬になることが多く、この日とその後2日間、合わせて3日間が連休となります(土日があれば5連休もあります)。
 日本では正月にも「新年セール」等をして店が開いていますが(筆者が中学生の頃までは、「初売り」は1月3日だったのですが‥‥)、韓国の正月は「新しい年を迎え、人間のあらゆる言動を慎まなければならない」という神聖な意味が込められているそうで、すべての会社・お店が休みになり、また多くの人が日本同様帰省します。
 ソルラルの朝には、人々は民族衣装を着て、「祭祀(チェサ)」と呼ばれる法事を行い、目上の人に新年の挨拶「歳拝(セベ)」をして、子供たちにお年玉をあげ、先祖をまつる「茶礼(チャレ)」を行い、それから雑煮のような「トックッ」という料理を食べて、先祖のお墓参りをするのが、ソルラルの基本形です。ですから韓国の新年は「お休み」ではなく、親戚一同が集まって先祖に感謝する「祭祀」なのです。
 韓国では誕生日ではなく新年に年をとります(日本の「数え年」と同じです)が、先ほど書いた「トックッ」を食べないと年がとれないそうです。

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