韓国修学旅行報告
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 10月中旬の3泊4日で、韓国への修学旅行が実施されました。内容報告は こちら で扱っていますので、ここでは参加者の感想を紹介します。(写真と筆者とは関係ありません)

 僕は、今回の韓国への修学旅行の中で、日本と韓国との文化の大きな違いを数多く体験することができたと思います。特に三日目の班別自由研修時に、とても大きな違いではないのかということを見つけました。それは、道ですれ違う人たちが、自分の進んでいる道を譲ろうとせず、肩や荷物がひどくぶつかっているのに誰も足を止めたり謝ったりすることがなかったことです。
 人と肩が触れたり荷物をぶつけたりして、そのまま何も無かったように歩いていくということは、日本では絶対に考えられないことです。日本人はそのような場合謝るべきだということを幼い頃から言われて習慣にしていますが、韓国ではそうではないのでしょう。本人たちに悪意は全くないのだろうと思います。それは仕方のないことなのかも知れませんが、日本人である僕は、実際に無理やり押しのけられたりしたときに、かなり悪い気分がしました。相手には全く悪意がなかったとしても、日本人なら誰もが良い気分にはなれないと思うので、そのような小さなことから日本人観光客との間でもめごとが起こってしまうのではないかと思いました。
 もう一つ驚いたことは、韓国の人たちが、かなり日本語を話せることです。店でも店員のほとんどが日本語を話していましたし、道ですれ違う人でも結構な数の人が日本語で「こんにちは」と話しかけてきました。姉妹校での交歓会でも、韓国の生徒は日本語をよく話していたし、英語も上手に話していたので本当にすごいと思いました。僕たちは韓国人観光客に対して韓国語で話しかけたりすることはできないし、逆に話しかけられたら、慌ててどうしたらいいか分からなくなってしまうでしょう。韓国の人たちは、日本や他の外国から人が来ても大丈夫なのではないかと思いました。交歓会でも感じたのですが、韓国人のほうが日本人より他国への関心が強く、異文化に触れることに対しての積極性も相当強いようです。そういうところは、僕たちもどんどん見習っていくべきだと思いました。
 今回の修学旅行を終えて、本当に多くのことを学ぶことができたと思います。初めての海外旅行だったので、言葉が通じないことや字が読めないことがどんなに大変かということを実感しました。しかし、英語で書かれているものは少しだけ理解できたので、さらに英語を勉強して、これからどんな国に行っても困らないようにしなければならないと思いました。今回の修学旅行は、驚かされることも多かったですが、本当に楽しく、きっとずっと心に残るすばらしい思い出になることでしょう。 (普通科 Y.M)

 前まで私は「韓国」と言われれば、「キムチ」「ビビンバ」「ペ・ヨンジュン」くらいしか思い浮かぶものがなかった。地理では日本と一番近い場所に位置しているのに、彼らの文化や歴史について知識がなかったし、知りたいと思ったこともなかった。なぜか、「怖い」というイメージが私の中にはあった。
 お昼休みにハングル会話が流れていたが、色々と尽力された先生方には申し訳ないが、私は本気になって学ぼうとは思わず、「半分聞き流し」の部分もあった。
 テストが終わってすぐ。全く実感がわいてこないで、旅行好きの私だが、楽しみとは一つも思わなかった。準備も少しおおざっぱにした面があったように思える。
 そういうことで、私は韓国へ行って、本当に後悔した。姉妹校である釜山大学校師範大学附属高校との交歓会では、韓国語が全く理解できない上に、英語も伝わらなかった。とても優しい人たちだったのに、ほとんど何も話すことができなくて、悲しかった。別れの言葉も満足に伝えることができなくて、ずっと手をつないでいた。こんな機会は二度とないと言ってもいいほどなのに、残念だった。
 また、その交歓会では、韓国人の国民性を感じた。とてもエネルギッシュだった。日本の高校生はどこか醒めていて、式の最中はうつむき気味・退屈気味なのに、韓国の生徒たちはリアクションがすごく、最初はその迫力に押されてしまった。みんな積極的だということを感じた。
 二日目はあいにくの雨で、歴史を学ぶにはよくない状態だった。でも、仏国寺では国宝を見ることができたし、博物館では韓国人の昔の生活について知ることができた。少しハプニングはあったが貴重な時間を過ごせたと思う。三日目の自由研修の時も歴史にふれることができたが、一つ一つの建築物が大きいと感じた。その建築物の周りも大切に守られていて、ソウルの街は近代的なのに歴史をきちんと保護していて、いいなと思った。また、今世界でテロが頻発しているが、それによって歴史的建築物などが消えてしまわなければいいなと、とても強く思った。
 今回、韓国へ行って本当に良かったと思う。確かに移動ばかりで疲れたが、起きて寝るまでずっとわくわくしていて、楽しかった。
 行ってみて、キムチの印象は飲食店で必ず大盛りに盛られていたおかげでさらに強くなったりはしたが、それだけではない、ということが身をもって分かったし、様々な知識を得た。
 今回の経験を無駄なものにしないよう、韓国のことについて学んでみようと思う。今回行って、そういう気にさせられたし、魅力のある国だと思う。次に行ったときには楽しく買い物ができるくらい溶け込められればな、と思った。(英語科 E.S)